俳優・声優として「売れる・稼ぐ」ことはできるのか?

俳優・声優として「売れるには?」

ここまで一通りの事は書いてきたと思います。

俳優、声優になるにはとうぜん演技力、実力がないとダメだという事でその上達法を初心者から上級者にまで対応したものを書き上げました。

個人的にはここまで基礎台本分析実践と明確にカテゴリ分けして、他のサイトを回る必要がないと思うくらい量、質ともに兼ね備えているものはないんじゃないかと思っています。

もう一つはこの世界の厳しさ。いかにこの世界に足を踏み入れて、売れていく事の難しさ、無謀さを大塚明夫さんの著書「声優魂」を通して伝えました。これで怖気ついた方もいるかもしれませんが、これを知らずに挑戦したところで上手くいくわけがないと思えば事前に知っておいた方が、早めに知っておいた方が良いに決まっていますのでご了承ください。

そこにプラスして実力アップにも繋がるオススメの映画、アニメ、ドラマ、舞台を今はご紹介しています。

これであとはサイトデザインがさまになれば、この世界を目指しそうとしている方、身を置いている方にとってなかなか良い情報が手に入る所だなと思っていただけるような気がします。

他のサイトをざっと見てもこの手の情報サイトは「ここまで」で止まっているような気がしますが、ここではもう一歩踏み込んだ領域へ行こうと思います。

自分もこの世界に身を置いて感じていた、誰もが抱いている気持ちがあります。

それは演技が上手くなりたいというのもそうでしょうし、舞台に、作品に出演したいというのもあるでしょう、そして一番強いのはこの世界で「売れたい」「稼ぎたい」だと思います。

実は欲求が低い順に今、書きました。

「演技が上手くなりたい」よりも「とにかく作品に出演したい」そしてかつ「売れたい、稼げたら良いな」と誰もが思っているはずです。

俳優がワークショップに参加する理由にも「演技力向上」が目的よりもそのワークショップを開いている人物と繋がりをもってその人が演出する作品に「出演したい」という願望もかなりの割合を占めていると思います。

わたくしも少なからずそうでしたしね。が、その欲よりもあなたが教えていることをマスターしたいですという気持ちを前面に押し出した結果、出演に繋がったのかな〜と思うのであまり出しすぎない方が良いかもしれません。

それでも、指導者側もどんな人かいまいち分からない人よりもワークショップの参加歴があり、しかも真面目に休む事なく通っていた人の方が起用したいという気持ちがわくでしょうし、決して間違った動機ではないと思います。演出家も次の舞台に向けて協力してくれる人が欲しいのでお互い様とも言えますし。

が、そんなあなたの演出作品に出演したいですと言う人がたくさんいる人の舞台に立てても、それで「売れる」「稼げる」という次の、最後のステップとも言えるステージに繋がる事がないからこの世界は厳しいのです。

それなりに注目されているはずなので、宣伝にはなると思います。それでわたしの舞台に出演しませんか?と誘いも受ける可能性は大いにあるでしょうが、ギャラは出ませんけど、という注釈付きだと思います。

厳密に言えばチケットを売った枚数に応じて幾らかは還元しますでしょうが。それでもたとえチケットノルマ分を売り切ったとしても、大した稼ぎにはならない場合が多いです。確実性という意味でもバイトをガッツリやった方が安定していますし、稼げます。

その現実を知ってしまったから身をひくという人も多いという事ですね。

じゃあ、やっぱり街中を歩いていたらガチでスカウトされるようなキラキラした存在だと認められない限りは無理なのか?と言われたらそんな事はないんですよね。

「現代なら」

「現代なら」と強調したのは昔だったら無理だったような人が現代ならそんな芸能人並みに人気を得ている例が散見されているという事です。

わたくしも考えた結果やっぱ影響力が強い大きな事務所に所属したり、大きなオーデションで選ばれるような人材でないと「稼ぐ」までもっていくのは無理なのかと諦めようとした時に目にしたのがYouTuberという存在です。

自分がそう思っている、そんな時期に世間的にもいよいよ認知され始めたのがこのYouTuberという存在、なんか最近すごい騒がれているなと思って覗いてみてびっくり。

この人気は自分が目指そうとしていた「稼げている芸能人」となんら変わらない状態を獲得しているのではないかと。

動画を投稿すれば1日で百万再生もそうだけど、イベントを開けば数千人の動員もできる。正直テレビに出演しなくても、大手事務所に所属していなくても、個人でここまでやれちゃうの?と信じられない気持ちになりました。

「時代は変わっていた」

自分が歩んだルートはもう古い道だったのかもしれないと痛感しました。その気になればインターネット、パソコンさえあればあとはやり方次第で稼げる、人気者になれてしまう時代。頭良い人はこんな風にやって夢を実現しているのかと、今まで信じていたものが崩れていくような気分でした。

こう言っては申し訳ないが人気YouTuberの誰もがみな飛び切りの美男、美女ではないと思う。それこそ芸能オーディションで書類審査の段階で落とされても不思議ではない人もいると思う。そんな人でも何かしら光るものがあれば、陽が当たる時代、新しい時代が来てたんだなとその変動の激しさを目の当たりにしました。

 

こう思い知ったのは2017年、もう4年前になるので今ではこのインターネットから人気を獲得しようと動き出している人はもうたくさんいると思います。

それにこのコロナ禍、今までインターネットをあまり駆使してこなかった劇団やらも配信という形でもはやこの分野でもネットを活用するのは必須になってきています。

とはいうものの、使い方が分からない・・・。

使い方が分からないというか、どうすれば上手く届けたい人に伝わるのかが分からないといいましょうか。

インターネットが普及したばかりの時代であれば適当に更新しても目にしてくれた人はそれなりにいたかもしれません。

が、もう時は2021年。そんな風に適当に更新してもなかなか上手くいかない場合も多いです。

ではどんな事を心がけてこのインターネット、SNSを利用していけばやがて多くの人が目を止めてくれる状態になるのか「ビジネス」の知識を勉強したわたくしがこれからお伝えしようと思います。

そう、ここまでくると別の分野の「ビジネス」の知識が必要になっていきます。しかしなかなかその知識を身に付けようという発想にならない人も多いと思います。

だからこの「稼げない」という状況から脱するためにはこの知識が必要なんだよ、それだけでも知っていただき、ご理解いただければこのように発信した甲斐があるというものです。

これが多くの素晴らしい演技指導者の方でも教えてくれないこと、どうすれば「売れる?」「稼げる?」をテーマにこれから記事を書いていこうと思います。

 

コメント

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