『正しい』俳優・声優のなり方

高校時代、社員たちが嫌々働いてると感じるアルバイトを経験したことで、 同じように生活費のためにやりたくもない仕事をする自分を想像した時に絶望を感じ、

自分はやりがいのある仕事で生きていきたい!

という将来の強い想いを抱く。

そして高校卒業後、小学生の頃から憧れていた声優を目指して 専門学校に入学。卒業後は養成所にも入り3年間演技を学ぶも、所属試験には受からずフリーに。

その後、無所属のフリーとして活動していく中で演技のワークショップや演劇イベントに参加。

少しずつ演劇人との繋がりを増やしていく過程である劇団の座長と知り合い、1年後にシアタートラムの舞台に立たせてもらうことができて一つの目標を達成。

全てが思い通りにいかなくても、夢や目標をもって活動することの素晴らしさや、演劇に対するやりがいを身をもって体感しながら生きていくことができた。

しかしそんな充実感も束の間、すぐに萎みある疑問を抱くことに。それは 「果たしてこのまま活動を続ければ、お芝居の仕事だけで生活できる時はくるのか?」というもの。

結論としては、たとえ素晴らしい劇場の舞台に立つことができても、それだけで生活できるだけの収入を得られる可能性はゼロに近いと悟り、演劇界からは20代前半で身を退くことに。

生活費のためにやりたくもない仕事をするのを拒みこの世界に足を踏み入れた自分だったが、今度はやりたいことを仕事にしようとした結果、経済的な面で悩まされる事態となってしまう。

その後、自分磨きの一環で様々な分野の本を読んで勉強をしていく中で「ビジネス」に関することに特段の興味を持つ。

こんにちまで続く資本主義経済の構造やお金の循環について学んでいくにつれて、過去に自分が目指していた俳優・声優として本当の意味で生き残り自立するためには、

ビジネス」の勉強も必要だったことに気がつく。

黙っていられなくなった自分はこうしてサイトを立ち上げ、演技力を磨くだけではうまくいかなかった自分に圧倒的に欠けていたビジネス感覚とビジネススキルを身に付けるための情報発信を俳優・声優志望者向けに開始。

現在はこれまで自分が得た演劇に関する知識、経験を活かして俳優・声優志望者に対して本物の演技力が身に付く指導を行い「俳優個人、作品のクオリ ティ向上」のお手伝いをするとともに、

彼らが芸能界のみならず、人生そのものを自立して生きていくために必須の「ビジネススキルやマインドを根付かせる」教育も行っている。

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