今回の記事では「お金とは何か？」というテーマで書いていきます。学校ではなかなか教えてくれないテーマですね。
この記事を読む事によって「お金とは何か？」を知る事ができて、さらにその先のどうすればお金を稼ぐ、増やす事ができるのか？その先の部分も知る事ができます。
多くの人が抱くイメージ
きっと多くの人は「お金」と聞いたら「一万円札」であったり「百円玉」といった紙幣、硬貨が思い浮かぶかもしれません。
しかし時代を遡ればその「お金」と同等の役割を果たしていたものがあります。
それが「貝殻」であったり「石（石貨）」です。聞いた事がある人はいるでしょう、大昔は必ずしも紙や金属がお金ではなかったというのは。（貨幣史なんかを読んでみてください）
時代によってお金の「形」は違うと言えます。現代でもお金のデザインや印刷される人物が変わるという事が起きていますよね。
この事から何が言えるのか？それはお金とは社会全体がそれをお金と認めるのであれば何だっていいとも言えるのです。
必ずしも形が「一万円札」「百円玉」である必要はない、だからお金＝紙幣や硬貨というのは間違ってはいないが本質的な部分は捉えていないと言えます。
本質的な部分とは？
ではその本質とは何か？
それは社会全体に認められたらそれはお金だと言えると先ほど述べたように、その「形」として表れている物に、
「信用」があるのかないのか？で決まります。
いくらこれは価値がある壺なんだ！と主張しても「信用」が無ければ信じてもらえません。
その壺が本物で、貴重だと信じてもらうためには鑑定済みの証明書なんかがあればそれだけで一気に「信用」が生まれますよね。
「お金」はどんなに汚れても、ボロボロの状態であろうともその価値が下がる事はない大変、普遍性のある資産ですがその価値を保証してくれているのはその国で発行されている、その国で流通している物という「信用」から生まれます。
もしも異世界に飛ばされてしまった場合、いくらその世界で一万円払うから食料をくれ！と言っても見向きもされないでしょう。なぜならその世界、社会では一万円札には何の価値も、信用もないただのデザインが凝った紙なのですから。
このように「お金とは何か？」と言われたら社会全体で共通認識としてある「信用」されている物ということになります。その「信用」が「形」となって表したのが「紙幣」であり「硬貨」なのです。
したがって「お金」とは「信用」があるところに生まれます。その物がお金と同様に「信用」がある物だとみなされたらお金と引き換えにその物を買ってくれる事でしょう。
お金が稼げている人というのはその人に一定の「信用」があるからとも言えます。
逆に友達から「今月生活厳しいからお金かしてくれない？」と言われてお金をかした場合、なぜその友達にお金をかしたのかと言われたらその友達を「信用」しているからとも言えます。
「ちゃんと期日までに返してくれる」という「信用」のもとお金をかしてあげるのです。
人間は信用できない、ましてや見ず知らずの他人にお金をかす事はないのは「信用」ができないからなんですね。
お金を払うのも、借りられるのも双方に「信用」があるから。ここにお金を稼ぐ上で大事な部分があるのです。
ビジネスにおける「信用」の重要性
多くの俳優は舞台に出演が決まっても毎回チケット売りに苦労しますが、じゃあ何で売れないの？といったらそれは売る側と買う側の間に「信用」が生まれていないからと言えるでしょう。
よく言われる苦情として、
「普段は連絡も取り合わないし、会ったりする事もないのになんでチケットを売る時だけ連絡してくるの？」
これこそまさに一番ダメなパターンと言っていいでしょう。お客さんに対して普段のコミュニケーションがないのに商品を売る時だけ必死に連絡をしてくる。
こんな状態で商品が売れるわけないですよね？とよくある事例として似たような状況が紹介されます。
チケットを売る事ばかりに頭がいって、それを達成するために必要な「信頼関係」を構築できていないのであれば、いくらセールス文を秀逸にしても心に響く事はありません。
この「信用」「信頼関係」とは目に見えないものですが、まさにこのような目に見えないものを大事にしない人に大きなお金を稼ぐ事はできないと言っていいのです。
なぜなら繰り返しになりますが「お金」とは「信用」から生まれます。なら「お金」が欲しければまずは「信用」を勝ち取るところから始めないといけないのですから。
これには相応の時間がかかる事になるでしょうが、それを疎かにして目先の利益を求めてしまって強引に売る、詐欺まがいの宣伝文句を言って購入させたとしても、その人がもう一度買ってくれる、リピーターになってくれる事はありません。最悪、着信拒否など縁を切られるかもしれません。
そうなってくると、どんどん自分から人が離れていってしまい、誰も商品を買ってくれなくなるのです。
商品が売れるか売れないか？チケットを買ってくれるかくれないか？はそれを宣伝する前の段階で決まっていると言えます。
「出演が決まったー！よしっみんなに宣伝するぞー！」と張り切ったところでその前の段階であなたに「信用」がないのであればチケットを買ってくれる事はないということなのです。
だからいかに「目に見えないもの」を大事にできるかが重要なのです。
人間どうしても目に見えるものに目がいきがちで、目に見えない「本質」的な部分は見逃してしまいがちですが、やはり一番大事なものは「目に見えないもの」なのです。
お金よりも大事なのは信用です。それ無くしてお金は自分の元へやって来ません。
これを胸に刻みましょう。では今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございます。
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