「声優魂」から分かる声優業界の厳しさ

この「声優魂」で気がつかせてくれた事を書いてこのシリーズを締めたいと思います。

「声優になりたいです」だけではダメだった！多くの人はこの世界でなければならないという理由はないというお話です。

「声優になりたい」と思ったら先ずは専門学校へ行く、誰もがこの選択をしがちだが果たしてそれが本当に正しい道なのかを問う。この考えは俳優や芸能人になりたいと思う人にも言える事です。

俳優・声優・芸能人になりたいとは「職業」の選択ではありません。「生き方」の選択です。

俳優・声優・芸能界へと足を踏み入れて良いのは「真っ当な人生を諦めた者だけである」そんな人間でないとこの世界の理不尽さには耐えられない。

大塚明夫は言う。声優を目指すという行為は「ハイリスクローリターンで」あると。そんな世界を目指す奴はバカだと言う。そうだと納得できる自身の著書「声優魂」と共にそんな世界に入ってしまった筆者が語ります。

俳優、声優・演技の分野には「才能」は必要か？名優・大塚明夫さんは自身の著書「声優魂」にその才能についても語っている。果たしてその出した答えとは？その中身はやはり厳しい現実であった。

声優、俳優、芸能界で生き残っていくためには人気者になる事だ！と思って見事にファンを多く獲得してもそれだけでは駄目。