お金を稼ぐとは?「儲ける」ことは良いこと

お金の教育

今回はお金を稼ぐとは?その意味についてお話しをしていきましょう。

この記事を読む事によって今まで持っていた稼ぐことへの価値観が変わる事になるでしょう。

その従来の価値観として・・・、

お金を稼ぐぜ!と意欲的になっている人に好感を抱けない。

お金とは肉体労働、多くの時間を捧げて得るもの

というのが日本全体に蔓延しているのを前提に書いていきます。つまりこの価値観って本当に正しい、変える事のできないものですか?と問いたいのです。

もしもこの価値観とは逆のことが正しいとも言える根拠があるのであればあなたの生活も劇的に変わるきっかけになるはずです。

なぜならそれは、稼ぐ事への正当な意義が見出される事も意味するからです。では中身に入っていきましょう。

こんな会話を聞いたことがあります。

高校時代、バイト先の休憩室でこんな会話を耳にした事があります。大学生のアルバイトと女性パートさんの会話です。

「友達がですね、なんかブログの広告収入で稼ぐ方法を身につけたらしく今、月収30万円くらい稼いでいるそうなんですよ」

「えっ!そんなに?」

「それで家に居ながらパソコン一台でこれだけ稼げるならもう就職する意味なんてないし、社会に出るのやめようかな〜とか言うんですよ。でも僕はですね、そんな方法でお金を稼いでも虚しいだけだと思うんですよ。やっぱりちゃんと汗水垂らして手に入れたお金にこそ僕は価値あると思うんですよね」

「うん、私もそう思うな」

ちょっと話が逸れますがこの会話を横で聞いていて、家に居ながらパソコン一台とブログで月収30万円を稼ぐという話に、どうすればそれだけで稼げるの?と興味も示さなかった自分も従来の価値観であったんだと思います。

それだけで稼げるなんてどうも怪しいなとでも思っていたのかもしれません。そんな方法で稼げるはずがないと。

会話していた二人も家に居るのにお金を稼ぐなんてもってのほかと思っていたことでしょう。お金とは職場に行ってそこで必死に働いてこそ得るものだと。

お金とは汗水垂らして得るものなのか?

大学生アルバイトさんの発言に「汗水垂らして稼いだお金に価値がある」というものがありました。

一見、共感できる価値観のように聞こえますが、それで稼げたお金が月収で20万円だとすると、家に居ながらパソコン一台で稼いでいる人より10万円少ない額しか稼げていない事になります。

どっちに価値があるか?と言われたら当然、後者です。

そんなやり方で稼いだお金よりも頑張って体を動かして稼いだお金の方が価値がある!と反論するのであれば、それも一つの考え方として有りですので否定はしませんとは言えますが、

汗水垂らして稼いだ20万円と、パソコン一台で家に居ながら稼いだ30万円、少なくともどちらが金銭的価値が高いか?と言われたら後者であるのは間違いありません。

日本中どこを探してもどんな方法で稼いだとしても、30万円よりも20万円の方が価値は高いですという地域は存在しません。

お金を稼いだ背景で価値が変わることはないので、どんなに好感が持てる稼ぎ方をしても、20万円しか稼ぐ事しかできないのであれば、家でクーラーの冷風に当たりながら30万円を稼いだ人よりも価値が高い仕事をしたとは言えないのです。

そう重要なのは「価値ある仕事ができたか?」です。

一見、家に居ながらパソコン一台でお金を稼ぐという姿に楽をしているというイメージを抱きがちですが、その人はネット上に価値あるブログ記事を毎日のように更新しているのであればそれはそれで立派な仕事をしています。

皆さんもネットで検索をして疑問点が解消できた、助かったという経験はあると思います。そんな役に立った、面白い情報を上げているのであれば人々に貢献をしている、価値ある仕事をしていると言えるのではないでしょうか?

逆にいくら必死に汗水垂らしながら働いても、雇っている側に少しでも人件費を削減したいという思惑から、ギリギリまで削った額がその給料という事であれば、もはやどんな価値ある働きをしたかは関係無いので、給料以上の働きをするのがやがてバカらしくなります。

もっと極端に言えば、ほとんど働いていない、動いてもないのにお金やそれと同等の物を得ることができる人がいます。

ツイッターで見かけたのですが、

私の誕生日が近いので、アマゾンの欲しいものリストにある商品をプレゼントしてくれた方に私の「撮りおろし自撮り写真」をプレゼントしますといった募集です。

その人はやはりモデルの表紙になってもおかしくない美貌の持ち主で、フォロワーの数も3万人ほどいたので、それなりに何かを買ってあげた人はいた模様です。

たった一枚の写真を撮って、それをプレゼントするというだけで多くの金品を手に入れてしまう人もいます。

これもどんな方法であれ人々に「価値あるもの」を提供したからこそに他なりません。

こんな方法は誰でも通用するやり方ではありませんし、ネット上に自分というものをさらけ出すリスクも背負っているので、美人の方はやりましょうとオススメする事はしませんが、こんな例を出したのも「汗水垂らす」だけがお金を稼ぐ方法ではない、それよりも他人に価値あるものを提供できたか?」の方がお金を稼ぐ上では重要になってくると言いたいのです。

日本人の価値観として「お金を稼ぎたい」と言うだけで冷たい視線で見られてしまうような風潮があります。それは「お金が欲しい、稼ぎたい」という言葉には欲深い人というイメージが含まれているからかもしれません。

が、ここまで書いてきたように「お金を稼いでいる人」というのは「他人に価値あるものを提供しているから」と言える構図を説明してきました。

もちろん詐欺まがいの方法で稼いでいる人は別ですし、先ほど例で紹介したブログの広告収入で稼ごうと思っている人の中にも価値のない、中身の薄い記事しか更新していない人もいますが、そんな人がいつまでも、安定して稼げるほど世の中は甘くありません。

そうではなく、他者が自らの意志でお金を払ってくれたり、あなたに大きなお金がやって来るのであれば、それはあなたが他者に対して何かしらの価値を提供したと言えるのです。

お金を稼ぐとは汗水垂らして得るものではない、他人にいかに価値を提供できたか?それさえできていれば、肉体労働も長い時間を捧げる必要はないのです。

そして、

真っ当なやり方でお金をどんどん稼ぐというのは、他者に価値を提供しているという意味なので、すなわち他者を幸せにしている、それは本来なら後ろめたいものでもなんでもなく、胸を張って誇るべき姿なのです。

このような意識に変えていきましょう。

ちゃんとした方法でお金を稼ぐぞ!という人がどんどん増えれば、それだけ価値あるものが世の中に溢れるという事なので日本全体の活性化にも繋がります。

では今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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お金とは何か?

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