【オススメ映画】小栗旬・星野源主演「罪の声」

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あらすじ

新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、昭和最大の未解決事件の真相を追う中で、犯行グループがなぜ脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか気になっていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)が父の遺品の中から見つけたカセットテープには、小さいころの自分の声が録音されていた。その声は、かつて人々を恐怖のどん底に陥れた未解決事件で使用された脅迫テープと同じものだった。

Yahoo映画より

本、小説をあまり読まない人も多い世の中で、わたくしもかつてはその中の一人ではあったが、数少ない原作を先に読んだ上でこの映画も観たという作品である。

その原作は塩田武士さん作「罪の声」

この小説と、そしてこの作家の塩田武士さんは個人的にちょっとした思いれがある。

わたくしが小説家を目指す事を決意して、最初に読んだのがこの塩田武士さんのデビュー作「盤上のアルファ」なのであるが、そのタイミングと「罪の声」が話題になっていた時期が重なったのだ。だから本屋もこの「罪の声」を圧倒的に推していて自分が欲しかった「盤上のアルファ」はどこにも置いていなく結局、通販で買った方が早いという始末に・・・(どうしてもその日に欲しくて近所の本屋を4軒ほど回ったが見つからなかった・・・💧)

その後、この「罪の声」は塩田さんの代表作となり作家の名も有名にもなったので別作品も本屋で見かけるようになった。もしかしたらそれまではあまり売れている作家ではなかったのかもしれない。

で、このお目当てであった「盤上のアルファ」を読んでこれは面白い!と思えたのでだったら別の作品も買ってみようとしたんですよね。その流れでこの「罪の声」も話題になっているのだからどんなもんだと手にしました。

 

有名な未解決事件「グリコ・森永事件」をモチーフにした小説です。作家デビュー前は新聞記者というのもあり、それに関する描写は流石の一言でした。

この事件、わたくしが生まれる前の事件なので全く知らなくてもおかしくはないのですが、NHKがこの事件を題材にドラマとドキュメンタリー番組を制作していて、それをちょうど自分は観ていたという事でなんとなくイメージはできていたんですよね。

NHK 未解決事件

だから面白く読む事ができたんだと思うけど、全く事件のあらましを知らないとちょっときついかもしれないですね。

それは映画もやはり同じで、ちょっとでも予備知識ないとついていけないかもしれない。

それは置いておくとして、小説や漫画、アニメが実写化しても特にアニメ、漫画はろくな作品にならない場合も多いですがこの「罪の声」はメインキャストが小栗旬さんに星野源さんということで「おっいいんじゃない」とは思っていた。脇役も豪華でしたし。

その期待通りに映画はしっかりと作られていて最後まで見入ることができました。「リアリティ」を基盤にしていましたし、こういう雰囲気の映画やっぱり好きなんですね、僕。

その力作具合が伝わり、小説ではラストのシーンで泣いてしまったのですが映画でも同じシーンで泣いてしまいました。原作と映画、同じシーンで泣くとは正直、思っていませんでした 笑

いつの時代も損をするのは何にも悪くない善良な市民、大人の都合で苦しめられた子供たち、そのシーンには胸が痛くなりますよね。

報復、復讐では世の中を良くする事はできないという教訓が突き刺さりました。

でもこれで実際も本当にこういう事で無事解決しました、なら良いんだけど現実は未解決のままと・・・これが終わったあと重くのしかかりますね。この作品を観て本当に声を録音された子供たちは今どこで、何をしているんだろうと気になるよ〜。

 

全体的には満足だけど、やはり原作そのままを映画にする事はできないので、変更点などはありましたがこれはこれで全然有りだと思っていて、よく2時間弱でまとめたなという印象ですが原作ファンはちょいと不満あるかも?

と、小栗旬さん、星野源さんが出演しているという事でこの映画を観たというファンの方もいると思いますので、映画と合わせて小説も読んでほしいなと思います。

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