台本分析のカテゴリではこのサブテキストについて解説しておりますが、けっこう難解な領域だと思っております。
そこで他の演劇関係者はこのサブテキストについてどう考えているのか、そんな記事はないのか探してみたところ見つかったのでリンクとして貼らさせていただき、こちらにも共有したいと思います。
鍬田かおるさんという演技指導者のブログ記事です。
更新された日付みたら今年の7月という事で新鮮な記事なのも嬉しいです。
何よりこの「サブテキスト」という言葉はどれだけ演技を勉強してきた人達に知られれているのか?と言われたらそこまで浸透していないような気がしていて、だったら「サブテキスト」なんて言葉を出してもピンとこない、専門用語に聞こえるけど独自に作った言葉なんじゃないかと不安にさえさせて上手く受け入れられないんじゃないかと思っておりましたが、こうして今でも現役で演技指導している方にも共通の言語として知られていると分かったのでちょいと安心。
わたくしはこの「サブテキスト」という言葉を本で知ったのですが養成所では「インナーモノローグ」という言葉で表現されており、意味的には似たようなものなんだけど、やっぱりある程度統一した方が良いのではとも思っている。
この鍬田さんの記事では、
・セリフとしては書かれておらず、セリフの言葉を使ってやろうとしている事と根っこを同じくし
・超目的や目的に向かっていて
・心の底の密かな願望や欲求、どうしても達成したいがまだ達成されていない強い願いや深い感情の
・1種の「心の叫び」であり
・本人が自覚しているしていないにかかわらず
・もし言語化するならば、何らかのキーワードや、子供でもわかるような簡潔な言葉や文章に代表される感情のことばや変化
とサブテキストを現時点で位置付けているそうです。
しっかりと「超目的」という演劇用語も出てきて、また一人、認識が同じ方を見つけたかもしれません。
が、この「サブテキスト」について認識は同じかと言われるとちょっと怪しい😓
わたくしとしては分かりやすく言えば「言葉に出せない本音」という解釈をしているのですが・・・「心の叫び」というのは確かにと思えるけど、その前後の言葉がどういう意味で言っているんだろうって感じですね〜💦
もっと複雑に捉えているという印象です。
とはいえこちらの方がプロフィールを見ると実績、経験は桁違いなので、鍬田かおるさんの言う事を参考にしましょう! 笑(他人に丸投げ)
わたくしの本命は演技指導よりも「ビジネス」の知識を教えることだと思っておりますので!w
このサブテキストについてのオンライン講義も今月、行われるそうなので気になる方は申し込んでみてはどうでしょうか?
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