このブログを開設して一年が経ちました。
私がこのブログで伝えたいことは俳優・声優は演技の勉強・レッスンだけではなく「ビジネスの知識・スキルを身に付けるべき」です。
なぜか?それは多くの人が俳優・声優になるために選ぶ手段を見ればその必要性が分かっていきます。
これらの人はまず自信を付けるために実力を磨こうと専門学校や養成所へ入ります。
演技の勉強をすること自体は間違ってはいないと思います。その後に取る行動としては事務所や劇団に所属することを目指すはずですが・・・。
要約すれば俳優・声優志望者が個人で出来る行動はここで終了するのではないでしょうか?
『演技の勉強をして、どこかに所属する』と、そこでおしまい、あとはその所属できた組織の言うことに従って活動していくと・・・。
が、ご存知の通り事務所に、劇団に正式に所属できたからといって売れるとは限らないのがこの世界です。
それはなぜなのか?を説明するのは簡単と言えば簡単です。
自分がこの世界で売れるか、売れないかを『他人任せ』にしてしまっているからです。
どこかに所属していないと入ってこない仕事情報もあるので最初のうちは組織に属するという考え自体は理に適っているのですが、ではその来たお仕事を自分に振ってもらうためには事務所・劇団側から気にいられないとダメですよね。
しかし、もしも気にいられなかったら?
おそらく相手にされません、一年間何も作品出演が叶わないまま過ごす人も実際にいます。
そもそも根本的な問題としてなぜ所属している人にバランスよく仕事が来ないかと言うと俳優・声優の仕事はそれを求めている人数に対してあまりにも少なすぎるからです。
だから所属タレントの中から選りすぐりの人にしか基本的に仕事は来ないのです。
自分は事務所・劇団内でトップの存在にはなれなかった・・・こういう境遇の人の方が圧倒的に多いはずです。ではなれなかった場合は諦めた方がいいのか?
もちろんそれも選択肢として有りますが、私の周りにはそれでも諦め切れないと奮起する人もそれなりにいました。
そういう人達はどうするのか?というと自分自身で行動して、出演機会を掴もうとするのです。
出演者を募集している所はないのかなど自分で情報収集して、作品出演を掴み取っていきます。
当初、夢みていたマネージャーと言われるような存在から指示されて俳優・声優活動をする、これは事務所に所属しても所属タレントが多ければ多いほど殆どの人はそんな待遇は受けられません。
基本は個人で、自分の意志で行動していくしかないと思い知らされるのです。
この自分自身で行動して作品出演を掴み取っていくというのはいわば『自分』という存在をこの業界に『届ける』ことを意味します。
私たちは『自分』という存在をこの世界に広める、知らせる『届ける』という術を学んできたでしょうか?
きっと多くの人は演技などの技術は身に付けてきた素晴らしい俳優・声優としての『自分』を『作る』ことしかしてこなかったはずです。
ならば今度はその『作った』自分を『届ける』作業をしないとそのせっかく『作った』という作業をしても意味がないのです。
この『届ける』作業を先ほども申しましたように『他人任せ』事務所に所属してやってもらうつもりでいるがゆえに殆どの俳優・声優志望者は売れずに諦めていくと言っても良いかもしれません。
誰かがやってくれないなら自分でやるしかない、こう感じた時に自身でその『届ける』知識、スキルを身に付けないといけないわけですが、じゃあ何を勉強すれば良いの?となったらそれは『ビジネス』分野の知識・スキルになるわけです。
これを俳優・声優業にも応用できないはずがないと私は思ったのです。求められていることは本質的には同じなはずなので。
その『届ける』という作業、誰に届けないといけないか?と言われたら一つに舞台やアニメなどコンテンツ制作者が有りますが、それは時にオーディションという形で行われているかもしれません。
それでオーディション対策と題した情報も数多く見受けられます。が、今の時代であればもう一人、届けることができる存在があります。
それが上手くいけば『ファン』になってくれるかもしれない一般の方々たち。これらの人達にも今ならインターネット、SNSを駆使すれば『自分』という存在を『届ける』ことができてしまいます。
今やビジネス全般に言えることですが、このインターネット・SNSを活用しない理由はないと言えるくらい重要なものになっています。だからインターネットビジネスなんて言葉も生まれています。
だったら俳優・声優の方々も利用しない手はないですよね?
それを見事に生かして一般人からテレビ出演など果たして、従来の芸能人と同じような境遇になった人がYouTuberに代表されるように、ここから道をこじ開けた人も今では珍しくなくなってきました。
他にも話を戻すなら、例えば舞台の出演が決まっても観に来てくれる人がいない・・・なんてことは必ず訪れる事態です。
なぜ自分を観に来てくれる人がいないのか?は明白でこれまた『作る』ことばかりに気をとられて『届ける』という作業をしてこなかったからです。
これは出演者のみならずコンテンツ企画者もその意識が薄い所があるかもしれませんね〜。だとなおさらお客さんは少なくなります。
苦労して役を掴み取って舞台には、作品には年に何回かは出演し続けているのにステップアップの兆しが全く見えてこない・・・これも俳優・声優を悩ませている状況ですが、もう一度申しますように理由は『届けられていない』単純に観に来てくれている人が少ない、注目されていないから自分の名前は広まらず空振りに終わるのです。
ならばするべきことは自分が注目されるような存在になる『届ける』という作業も高いレベルで行うべき、その手助けをしてくれるのがやはりインターネット、それにプラスして『ビジネス』分野の知識・スキルなわけです。
この重要性に気がついていない人はまだまだ多い気がします。専門学校や養成所では教えてくれない、話題にもならないことなので当然と言えば当然です。
最悪、中には気が付くことができずに不毛な努力ばかりをしている人もいるかもしれません。
そんな人達を一人でも減らす、早い段階でこの『ビジネスの知識・スキル』を学ぶ大切さに気がついてほしいと願い、私が今こうして訴えているわけであります。
現状、演技や歌、ダンスなどを教えてくれる場所は数多くあると思いますが俳優・声優に向けてこの『ビジネス』を学びましょうと訴えている所は皆無だと認識しております。
このブログを訪れて来てくれた人の中でもしも「俳優・声優として売れたい」と強く思っている方がおられましたら是非一度私を頼ってみてください。
こちらからは主に『ビジネス』視点を絡めたアドバイスをしていこうと思います。この視点で教えてくれる指導者は私以外はいないと言っていいです。
単純に演技が、歌が、ダンスが上手くなるだけでは、作品に出演さえすれば・・・それだけではなかなか達成できない壁があります。その壁を越えるにはもう一つ、その『磨かれた己』を『届ける』ことをしなければいけないからです。
そのように意識を改めるだけでも大きな一歩となります。
見事にその『届ける』作業が上手くいき注目されるような存在になれば、どんどん軌道に乗り待っているだけでも出演依頼が来るようにもなるはずです。
『届ける』ことが出来た先に理想の、夢にまで見た活動ができることを知っておいてくださいませ。
ご質問やご相談がございましたら先ずはお問い合わせフォームからお寄せください。その際には今どんな状況で、何に悩んでいるのか明記してくださいますと助かります。
後ほどこちらからご返信させていただきます。もしも文章のやり取りだと上手く伝えられなない場合はSkypeによる音声によるやり取りも受け付けております。
先ずはメールを!料金などは頂いておりませんのでお気軽に。
※ありがたいことに送られてくるご質問・ご相談の内容はどれも熱意がこもっている、切実なものが多くなっております。
ゆえにこちらもしっかりとアドバイスしなければとご返事に時間がかかる場合もあり今後、相談者が増えてくると対応しきれない懸念が出てきました。
そのため『無料相談は初回から3回のやり取りまで』という制限を設けせていただきます。
もしもそれ以降もあれこれ聞きたい、または継続的にアドバイスをご希望の方がいらっしゃいましたらその後はこちらが設定した料金をお支払い願います。
その詳細につきましては幾つかプランがございますので直接お問わせください。(一回のレッスン、ワークショップの参加費が大体3千円〜5千円が相場だと思うので基本はそのくらいのお値段と思っていただければ)
ともあれ、先ずはお気軽に無料分のご相談を受けたのちにご検討してくださいませ!
最後に、演技などのパフォーマンスの上達・改善ではない、相談窓口ですので何を質問して良いのかいまいち分からない方のためにこれまでのご相談内容をご紹介しますと・・・、
専門学校・養成所に通う・通わない、事務所に所属するしないの判断基準を教えてほしい、
どうすればお客さんをたくさん呼べる俳優になれますか?
さらには最近は劇団からもご相談を受けて、
同じように動員数を増やすためにどのような方針で活動していけば良いかアドバイスお願いします、
など来ています。
要はかつては事務所、マネージャーがアドバイスしてくれたようなことをご要望に沿って誰にでも助言しますよって感じですね。
やはり演技や歌などのレッスン、学べる所はたくさんあるのに最終目標である『この世界で売れるためには?』この点に関しての相談をできる場がないのは不自然だと思いましたので私がそのための方針を決めるお手伝いを少しでも担うことにしました。
いずれも、
という声を頂いておりますので是非お気軽にメールを送ってきてくださいませ!
(2024年 5月15日 追記)
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