【きついチケットノルマのさばき方】ダイレクトレスポンスマーケティングの使用例

ビジネス思考

この記事では→「売れるわけがないチケットの売り方

登録されているメールアドレスに自身の作品出演お知らせメールをただ送っても観に来てくれる人などそう多くないと書きました。

ではどうすれば良いのか?も気になるところですよね。今でもチケットノルマというのを課せられる舞台が少なくない以上はどうすればチケットノルマ以上の枚数を売ることができるのか俳優ではれば勉強するべき項目です。

今回はその上手いチケットの売り方というのをご紹介していきますので是非最後まで読んでほしいと思います。

 

上記のリンク記事では、どうやってリストを集めたかによってはあまり価値がないとも言及しましたが、とりあえず連絡先教えてくれない?と直接お願いをして、軽く応じてくれるくらいの間柄である人達のリストはあったとします。

その記事であげた例であれば専門学校の先生とそこを卒業した学生という関係性でしたのでそれを例にしてみましょう。

その先生と学生という関係性であれば、一つ有効な手段になるのが、

ダイレクトレスポンスマーケティング

略して、

ダイレクト(D)レスポンス(R)マーケティング(M)

の頭文字をとって

「DRM」と呼ばれています。(以下この表記で書きます)

この用語、こちらの記事でも出しましたが→「顧客課金モデル

ここでは長くなるので気になる方は調べてみてくださいということで終わりましたが、この記事でこちらからも解説していきたいと思います。

なんだかいかにも専門用語だなと思うでしょうが、ビジネス界隈ではある程度、勉強してきた人であれば誰もが知っている言葉で、常識になっています。

他にも「ダイレクト・マーケティング」というのがありまして、これはメーカーが直接、お客さんに商品を販売する手法を言います。

そこに『R』レスポンス(反応、返事)を、マーケティングの前に追加して、

反応を見てから販売を仕掛けるのです。

ただ一方的にセールス、宣伝メールを送ってもやがて見向きもされなくなります。だから買ってくれる人がいないのです。

そんな気遣いもせず「買ってくれない?」と半ば強引に売ろうとしても嫌われるだけです。

そこで間に挟むのが「レスポンス」というわけですね。

では、このレスポンスをどうやって得るのかというと・・・、

ここでDRMの一連の流れを見てみましょう。

1、リストを集める(集客)

2、見込み客の教育

3、販売

この3ステップを踏むことによって大きな売り上げを目指します。

この流れを見ておそらく教育ってなんぞや?と思ったかもしれませんが、これが欠けているからいくらリストを集めて、販売をしても誰も買ってくれないと言えるのです。

そもそも先ずはその集めたリストというのが自社の商品を買ってくれそうな見込み客である必要があります。

中にはお金でリストを購入して、その宣伝する商品に興味があるかも分からない人にもセールスを仕掛けている人がいますがこんなのは論外です。

だからどうやってリストを手に入れたかによっては価値がないと断言できるのです。

前回の記事では先生と卒業生という関係性、学生たちはその学校のカリキュラムに共感をしてくれて入学してくれた、全く興味がないという事はありませんのでチャンスはあります。

さらにその先生の授業内容の満足度が高ければなお良いでしょう。

しかしその先生は「教育」という過程を飛ばして(先生なのに・・・)

ただ「販売」を繰り返していただけなのでやがて無視されるようになった、すなわち集めたリストが枯れたまた集め直さないと・・・、この流れはビジネスの講義や本ではダメな見本として似たような状況で紹介されます。

だから間にワンクッションおきましょうという事です。

では、どんな事をしていけば良いのか?

その具体例を書いていきます。

学校の先生と生徒であればそんな難しくないと思います。

在学中に教えた事を忘れないように復習目的のメールを送ってみたり、

日常生活を送っているとこんな場面に遭遇した、これってあの時、教えた事と通じるものがあるよね、と日々の生活で気がついた事を授業中に教えた内容に置き換えて、そんな意識を持って街を歩いてみようと促してみたりと・・・、

これが「教育」ステップにあたる段階です。

さらに時おり、返信を促すメールを送ってみてください。

上記の例の続きで、

みんなもそういう普段の生活の中で教えた内容と重なる気づきがあれば教えてくれるかな?

といった感じで良いと思います。これでより卒業した後も先生の授業を受けている気になり、まさにこれはこれで教育をしていると言えると思います。

こんなメールが母校の先生から送られてきたらどうでしょう?

こんにちは、〇〇です。

前回は根本的なところで「健康の重要性」についてお話しましたよね。だから「食事」には気を遣い「睡眠」は大事にした方が良いと。

いくら忙しく仕事をできていたとしても「身体」が健康でなければいつ体調を崩すかもしれないという「不安」とも戦わなければいけません。

実はそんな「不安」を抱えているだけで、人間というのはパフォーマンスに影響があるものなのですよ。

こんな知り合いがいました。

その人はバリバリの仕事人間で睡眠を短い時は2、3時間しか取らなかったそうです。食事もカップラーメンとかコンビニの弁当で済ませていたそうで仕事以外はしらねぇと言わんばかりの人ですね。

若い時はなんとかそれでもやってこれたかもしれません。

しかし歳も30代後半にもなってくるといよいよ年齢による衰えというものを徐々に感じられるようになっていきます。その人はまさにそのくらいの歳である日、倒れてしまいました。

残念な事に後遺症が残ってしまい、もうかつてのように全力で仕事に打ち込む事はできなくなりました。さらに治療費や毎日、飲む薬にとんでもないお金がかかっていると言いました。

どのくらいの額かは具体的にわかりませんが、あえて言うくらいですから相当な額がかかっているのでしょう。

このように健康を損なうとデメリットしかありません。

「体が何よりも資本」

これは私の最初の授業で、

これから学ぶにあたって何が一番大切になってくるでしょうか?

と質問したのを覚えていますでしょうか?

皆さんはいろんな答えを言ってくれましたが、私が出した答えはこれです。

健康な体、これがあってこそなんでも心おきなく挑戦する事ができるのです。

いきなりこれから勉強する事と関係のない事を言ったのでキョトンとした顔をしてしまいましたが、学校を卒業していよいよ皆さんも責任ある立場で仕事をしてくる事が増えてくると思います。

それに全力で打ち込むのはもちろん必要なのですが、今一度、

「体を壊してまでやる必要はない」という事を肝に銘じてそれぞれの道へ突き進んでいってください。その無理をしたツケというのは例にあげた知り合いのように後からやっていきます。くれぐれも適度な休みとバランスの良い食事を。

そこで皆さんに聞いてみたいのですが、もしも健康に関してためになる情報があれば教えてください。

こんな事を言っている私がいま一番健康に気を遣わないといけないので、インターネットを使いこなしていて、なんでも知っていそうな皆さんのお力も借りたいと思っています。

或いは自分はこんな事をしているよ、と実践しているものがあれば是非。女性なんかはダイエットの知識がありそうなので期待しているところがあります 笑

・・・と、即興で書いた文章なので当たり障りのない内容になりましたが、

「いいこと言っているな、気をつけよう」

そんな感想は持てますよね。普段、生活している中でたまにこんなメールが来ると、今度はいつ来るのかなと楽しみになってくる人もいると思いますし、

これがもしも毎日送られて読むのが習慣になってくれたら、その人の日常生活に組み込まれる事を意味します。

この一人の人間の生活の中に入り込む、これが「教育」をする事で得られる大きな効果です。

少しずつ、何かを押し付けるわけでもなく、自分という存在を馴染ませておいて、時に返信を促して「参加」しているという意識も持たせましょう。

そのどのくらいの人が反応してくれたか、誰が返信してくれたか、どんな内容を送ってきてくれたか、これを見る事によって、手応えというのはある程度はわかるはずです。さらにその返信してくれた人にはなるべく返信ありがとうという感謝の言葉と、内容の感想もしっかり返してコミュニケーションを取っていきましょう。

そして・・・、

ここぞという時に「販売」メールを送る・・・!

これがDRMの大まかな流れです。

どれだけの商品を売る事ができるのか、それはセールスレターを送る前から大体は決まっているというのはこの事からも言えますね。

つまり、全く反応、返事がないのであれば心は掴めていないということになり、

逆にかなり上手くいっているのであれば、

「また先生の授業が受けたいです、どこか場所を借りてやりませんか?」

と向こうからオファーがくることだってあります。

どっちに転ぶかは、どれだけ価値を感じてもらえたかにかかっています。

ただ例にあげた先生と卒業生ではその後、生徒がどんな人生を歩むかによってはもう教えた内容の事に興味が無くっている可能性があり、ましてや演劇という分野だと数年後には殆どの人が諦めていくので、リストが枯れる可能性は変わらずありますというか、かなり高いです。

一般的にはインターネット、SNSを使って自分に興味を持ってもらう

そこからスタートとなる事を想定しています。

 

やろうと思ったらそれなりに大変だと思います。

でも、このくらいのことができなきゃ、ビジネスを成功させる、個人事業主としてはやっていけないということですね。

ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)

これは一人でもお金を稼いでいきたいとする場合に有効だと言われています。

では今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました