多くの人がなりたがる、やりたがる『声優』というお仕事。
それ故にそのあまりにも激しい競争率も知れ渡るようになり、想像以上に簡単になれるものではないことでも知られております。
が、そんな競争率も無視できてあなたが100%声優として活動できるようになり、もちろん上手くいけば収入を得ることができる確実な方法があります。
それは何か?
今や多くの国民の生活にYouTubeを観る、というのは組み込まれています。
そのチャンネルを観てみるとその動画に投稿者の声でナレーションが入っている、オリジナルキャラクターを投稿者の声で演じていることも珍しくなくなってきました。
私が聴く限り、どなたもさまになっております。
あるお店や場所を紹介したり、街を歩き回っている映像に解説を入れたり・・・と。
しっかり動画の内容の雰囲気にマッチしておりました。
これだけでも十分にその人は『声優として活動している』と言えると思います。
「いや、そういうのをやりたいわけじゃないんだよ・・・」
という声も聞こえてくるような気がしますが。
声優という仕事に人気が火が点いたのはアニメやテレビゲームのかっこいい、可愛いキャラクターを演じたいからだと思うので、
そんな自らその映像を製作する・・・までは考えていない人も多いでしょう。
しかし、そうは言っても現実的に他者からあなたに依頼が来る、というのも今となってはなかなかハードルが高いものとなっております。
なんせこのように自分の動画でナレーションなどが必要なら自分の声で賄う、そんな姿勢のチャンネルもたくさんあるので、その中で他者に依頼しようとなるのはけっこう限られていきます。
それに、クオリティはどうであれ声優などの演者側がそれ以外の編集や撮影作業を経験してみるというのは、
実はただ演技や演者に求められる技術だけを勉強するよりもずっと成長度合いが高いと思っております。
これを経験することによって他にも一つの作品を完成させるまでにこんな大変な作業があるんだ!と理解するようになります。
何よりその作品を作る上で演者の声を収録する、演技を撮影するというのは極一部に過ぎずそこまで中心的な役割でもないことも分かっていきます。
演者とは人前に出たり、その声が視聴者に聴かれる、と一番目立つポジションでもあるので演者側は私達はとても重要な存在であると思ってしまいがちですが、
その演者を輝かせることができるのも作品の構成や台本の出来、編集、監督の指示、演出次第でもあると実感するはずです。
どんな動画を作ろう?
と企画をして台本を書く、構成を考える、撮影、収録をする、そして編集をする・・・、
これら全てを一度でも経験してみるとそれぞれで重要な作業をしていて、演者の役割などその一部であると身に染みていきます。
これを経験しているのと、していないのでは天と地の差があり自然と作品に対する理解を深めることにも繋がります。
おそらく現在、自身の動画に自分の声を何らかの形で採用している人はそこまで専門的に演技などの勉強はしてきていないと思います。
でも先ほども申しました通りさまになっています、ナレーションならナレーションらしい声で、その動画の内容にマッチした声を出せています。
これが特別、訓練を受けていなくてもできるのはどんな動画にしたいのか?
それを誰よりも理解している、イメージできている人が担当しているからに他ならないと思います。
作品の理解力が深いのであれば、それだけでらしい演技やナレーションができてしまえるのです。
もしも台本、作品の読解力がないとお困りでしたら一度、自分で企画して台本を書いて動画なり作品を作ってみるのもいいかもしれませんね。
これだけで製作者の意図というものが自然と見えてくるはずです。
そんな裏方スタッフの気持ちまで理解している演者であるならこれほど有り難いことはありません。
これを経験することによって、いざ他者からの依頼が来れば作品製作の苦労というものを身を持って経験しているので他の人とは一味違った深みを出すことができるのではないでしょうか?
ここまでをまとめると・・・、
自分自身でも動画を製作して、かつそこに自分の声を入れることのメリット、
・他者の依頼を待つことなく自分都合で動き出すことができて、直ぐに本番のような経験を積むことができる。
・これを経験することによって演者以外の役割を担っている人の大変さも理解して、より依頼者の製作意図というのも掴めてくるようになる。
・その動画が多くの人に再生されたらそれによって収入を得ることができて、あなたがどんな演技、ナレーションをするのか?その最高のサンプルも見せることができて良いアピールになる。
とあなたが自身も新たな視点を持ち大幅に成長して、かつあなたという存在のアピールにもなる、良いこと尽くめなので是非、挑戦していってほしいと思います。
これができる人とできない人では当然、大きな差が生まれていき前者の方が圧倒的に有利になるのは言うまでもありません。
今の時代であれば自身で動画製作をする、というハードルはだいぶ下がっているのでそこまで無理なことは書いていないと思います。

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