【ギャラの振れ幅が大きい】俳優・声優で稼ぐとは個人の価値で決まってくる

この記事では「俳優・声優に才能は必要か?」俳優・声優として稼ぐレベルまでに持っていくためには「才能」というものがどうしても必要になってくると、市場規模の小ささからその理由を述べました。

それにプラスして、単純に時間・労力をかければ良いというものでもないとも書きました。

一ヶ月間みっちり稽古をしても、その分の時間がギャラに反映されることは稀です。

これが別の仕事であれば何十万円単位のお金が稼げると考えれば、芸能関係の仕事で稼ぐというのは相当ハードルが高いということです。

 

しかし、逆に考えればさほど時間と労力をかけずとも普通に働くよりも多くのお金を稼ぐことができる可能性も秘めているとも言えるんですよね。

そうなんです、こんな稼げない世界なのになぜ多くの人がなりたがる、諦めずに活動を続けるのか不思議だとも書きましたが、このいわば一発逆転があるからそれを希望にしているとも言えると思います。

大衆の目に触れている、知名度が高い芸能人、俳優・声優というのはおそらくかなり稼いでいると思います。

実際に一億円の豪邸を建てたなんて話も聞きますし。

そんな生活ができる可能性があるのなら、そりゃあ多くの人が憧れます。

成功すれば桁違いの報酬が手に入る、これが魅力だから諦めることがなかなか出来ない人もいるのかもしれません。

それこそ一回のCM出演で何百万円というギャラが入ることもあるでしょう。

サラリーマンが100万円を稼ぐに大体の人は数ヶ月、休まず週に5日働くことが必要です。それを一月で稼げるのだとしたらそれはとても夢のある仕事に映ります。

このように片や必死に稽古に励んで舞台に出演しても数万円も稼げない人がいる一方で、僅かな時間と労力で100万円を稼げてしまう人がいるのです。

まさに「単純に時間と労力をかければ良いというものではない」という世界なのです。

 

では、なぜこんな差が生まれてしまうのか?

それはこの世界が「個人事業」の世界だからギャラというものは各々が持っている価値で決まるからです。

就職をすればいくら一人ひとりに能力の差があれど、最初は同じ給料からスタートします。だからなんであいつと同じ給料なの?と不満を持つ人も出てくるでしょう。

しかし「個人事業で稼ぐ」世界はその報酬を交渉することも可能になっていきます。

このことから「私を出演させたければ100万円を出してください」と言うこともできるわけです。

個人事業主」とはそれぞれが社長なので、自分が働くことによって得られる報酬は自分で決めることが出来る、だから人によっては一回の仕事で大きな額を稼げるのです。

こういう話になってくると「えっ、そんな強気な交渉、自分には出来ないよ・・・」と思う人も出てくるかもしれませんが、それはこの世界で稼いでいくにはずば抜けた「才能」が必要だというのは変わらないので、誰でも出来る仕事ではないのはこのことからも間違いありません。

ただしその分、少ない時間と労力で普通の人ではとても稼げない額を手に入れてしまえるというのが今回のテーマですので、芸能界に限らず何かしら非凡な才能を持っている人というのは就職をするよりも「個人事業主」として稼いだ方が遥かに効率が良いのかもしれません。

 

世の中には時間と労力を捧げて稼ぐ人と、特別な能力・技術を売りにして稼ぐ人がいるということですね。

そうなった時に俳優・声優というのは後者にあたり特別な「才能」が必要になってくると。

これはその人だけが持っている「価値」によって稼いでいるとも言えます。

こういう世界で稼いでいきたければ「これだけ努力したぞ!」とか「これだけ時間をかけたのに・・・」とそこを基準にするのではなく、

自分にはどんな価値があるのか?そこに着目していって、その商品価値というものを高める努力をすればあとは少ない時間や労力で稼げるレベルに持っていくことができるのではないでしょうか?

※「声優」という括りに限定すれば声優には「ランク制度」(外部サイトに飛びます)というものがありある程度はギャラは固定されているという事情があります。

 

では、今回は以上になります。ありがとうございました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました