僕がこの本の存在を知ったのは確か2019年も終わる頃でしたかね?
この本の一部の文章が切り取られてヤフーニュースに掲載されました。それが人気声優の緒方恵美さんなんかも取り上げてツイッターでトレンド入り、その流れで僕の耳にも入ってきたのですが、
その記事を読んだ僕は・・・これって自分も感じていた事と同じ事を言っている・・・!
と分かり軽く興奮していました。
この時期はもう芝居の世界からは身を退いていて小説を書く事に没頭していた時期なのですが、
なぜ自分は諦めて別の道を進む事にしたのか?と、
大塚さんがこの世界は目指さない方が良いという理由が見事に一致しており、
徐々にではあるのですが、これはできればこれからこの世界を目指す若者は知っておいた方が良いんじゃないかと思い立ちようやく今日その記事を書く事を決めました。
その前に自分がしっかりと演技の勉強をしてきたと証明するために「演技上達法」を書き上げてからと思い、ちょっと時間がかかってしまいました。
今回はその前書きに当たります。
自分も言いたいこの一言・・・、
もしも今、目の前に例えば高校卒業後に声優の専門学校に通いたいという学生が居たら僕も言いたいですね、
「この世界だけは、声優はやめておけ」と 笑
とはいえ「やってみないとわからない」と言われたら、
「はい、その通りですね」としか言えないw
現に確率はかなり低くても宝くじは買わないと当たらないという理論と同じで「やってみないとわかんねー」も一理あると言えばあります。
それに僕にはせっかくどんなものでも夢、目標を持った若者を止める権利はないわけですし、ならベクトルを変えて目指すのは良いけどこれだけは肝に銘じて、相当の覚悟を持って挑戦してねと少しでも手助けになればと思い、このシリーズを書きます。
そういう発想になったらですね、むしろこのブログに出会ったからこの世界でそれなりに仕事が貰えるようになりましたなんていう人が出てくれないだろうか?とそこまで考えるに至りました。
それには何が必要か?実はその一部を既に別記事で書いているのでこちらも読んでみてください。
でもその前にこの世界の本当の意味での厳しさをこの
大塚明夫さんの本「声優魂」と一緒に知っておきましょうというのが先ずやってほしい事です。
では次回から具体的に何が厳しいのかを詳しく書いていく事にしましょう。
商品紹介↓
コメント