【ブランド構築】ビジネス初心者がやるべきこと

ビジネス思考

今回はもうタイトルからして完全に「ビジネス記事」になります。

が、何度も言うように、

俳優・声優・芸能人は個人事業主です。

この世界に入って、そのような存在として稼いでいきたいのならビジネスの知識は持っておかないと駄目です。

一時期は事務所の言いなりになっていれば稼げたとしても、もうピークを過ぎたと判断されたら仕事が来なくなり路頭に迷う、そんな事態になる事も想定して、だったらここからは一人で稼いでやるよと言えるようになっていきましょう。(そうならないためにも事前に準備しておくの方が正しいかもしれませんが)

また前回の記事でも書いたように、たとえ芸能人のような人気を得る事はできなくとも別の個人事業で稼いで、経済的に余裕がある状態になれば趣味でお芝居を続ける事ができる、それでも良いんじゃないかと書きましたね。

俳優・声優の道を諦めるタイミング

どちらを目指すにせよ「個人事業主」としての道を進むには変わりがないので、変わらず「ビジネス」の知識が必要になってくるので、今回はその中でも特に大事なこと、

「ブランド構築」についてお話をしていきます。

これからの時代でビジネスを成功するにはこの「ブランド構築」が上手くできているかにかかっていると言っても良いです。ではその「ブランド構築」とはどういったものなか理解していきましょう。

ブランドとは?

「ブランド」という言葉を聞くと、

「高級ブランド品」という言葉が思い浮かび、それはつまり、

シャネル・ロレックス・エルメス・ルイヴィトン

などのバッグや時計を連想させるかもしれませんが、

元々の意味としては誰のものなのか区別するために使われた言葉です。

誰のものなのか区別するとは・・・、

始まりは牧場の管理人が自分の家畜に焼印を押して、他の家畜と区別するために行われた行為の事です(ウィキペディア「ブランド」

その押された「焼印」こそが自身の、ブランドの象徴になるわけです。今風ならマーク、ロゴと言っても良いかもしれませんね。

スポーツメーカーの「ナイキ」といったらあのブーメランみたいなロゴ、ロゴではなくても製品に会社名が印字されていればそれがその会社が作った事を意味する「ブランド」になります。

このように一見、同じように見えるけど、誰のものなのか、誰が作ったのかを区別するために「ブランド」というのは良い目印になるのです。

このブランドイメージが良ければ・・・、

オーディオ関連は「SONY」のしか買わない

グミを買おうとした「ピカチュウ」が可愛いからピュレグミを買ってしまったなど、

その商品に特定の「ブランド」が印字されているからという購入動機でお客さんは買ってしまうのです。

上記の例なら音楽再生機なんて電気屋に行けばたくさんありますよね、お菓子の中のグミに絞ってもたくさん店に陳列されてあります。

では、その数ある選択肢の中からどれを選ぶか?となった時にこの「ブランド力」が威力を発揮するのです。

これが商品名、見た目も中身も似たようなものでも選ばれるような存在になるために必要な事です。

 

俳優・声優・芸能人も全部チェックするだけで骨が折れるくらいの人数がいます。選ぶ側も多すぎてどれにすれば良いのか分からないと思っているかもしれません。

そんな中から選んでもらうには他者と差別化を図る「ブランド構築」がしっかりできているのか重要になってくると言えるんですね。

差別化するポイントは「商品」ではなく「バックボーン」

俳優として売り出していくなら「演技」が上手いですと言いたくなるかもしれません。

声優なら「声」が聞いていて心地よい、芸能人なら見た目が可愛い、美人、イケメンと・・・。

が、そんな事を言われても正直、当たり前だよねとなります。

多くは、演技が上手いと言われても君くらいの実力ならたくさんいると思うし、珍しくもないでおしまいです。同じように声が良い人なんて、見た目が良い人なんて世の中にたくさんいます。ましてやこのSNS時代、それをアピールしている人はたくさんいます。

なら何を出していけば良いのかと言われたらその人にしかない「バックボーン」です。

数少ない他者が真似できない。パクれないものとしてその人が歩んだ独自の「バックボーン」というものがあります。

自分はどのような人生を歩んで今に至ったのか?それを打ち出すことによって、途端になんだか深みが増していきます。

深みが増すとは、その背景を知ることによってその人がなんで今この活動をしているのか納得するようになり、それが共感となり、遂には応援したくなってしまうのです。

これと同じ発想で売りにするのは「商品」ではなく「その店自体」

売っている商品、値段も大して変わらない、ならどうやってうちの店に来てもらうのか?と考えたら「商品」を売りにするのはやめて「その店」を売りにするのです。

YouTubeチャンネルを開設してその店の代表が表立って活動することによって、その店といったらその出演者の顔が浮かび上がるようになります。

視聴者がそのチャンネルを観て好感を抱くようになれば、それだけであの店に行こうと思ってくれる人が出てくるでしょう。

もっと具体的に「コンビニ」を例に挙げます。「コンビニ」こそ売っている商品も値段もほぼ同じの筆頭ですよね。

ならどこで違いを生み出していくかと言われたら、例えば喫茶店のようにくつろげる椅子と机を用意して長居もできるスペースを作る店があったりします。

他にも〇〇の日に合わせて、特設の売り場を展開してイベントのような演出をする店もありました。

これでポッキーの日に合わせて、ポッキーの商品で作ったモザイクアートがツイッター上で話題になったことがあります。

このようにすることで他の店にはない空間が生まれます。これを体感したお客はその店のことが記憶に残り、また利用しようと思ってくれる人も出てくるでしょう。

現にこれは今まで実際に見た事がある、聞いた店の中でパッと思いついた例ですので一人の人間の記憶の中で一際、違いを見せていたコンビニということになります。

差別化をするポイントの一つに「商品」を売りにするよりも「独自の背景、空間」を売りにするというのが有効な手段になります。

自分を売る、自身でビジネスを始めるのなら「ブランド構築」を意識する、から始めてみてください。

コメント

  1. […] というテーマのもとこのブログを立ち上げたのですが、たとえば「ブランド構築」とか「お金の教育」みたいな記事を書いても、それのワードに興味がある人が訪れてきて […]

  2. […] 参考記事「ブランディングの重要性」 […]

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