【高校進路】声優になりたいという生徒を止めてください

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声優専門学校の闇と現実

この記事で紹介されている内容を読むと、声優の専門学校の進学を決めた人ってずいぶん適当に、あっさり決めているんだなと同じ道を進んでいる者同士なのにちょっと驚かされました 笑

わたくしは一応、自分なりに大人になっても社畜になりたくない、好きな事をして生きていきたいという願望があったので、その軸を基に小さい頃から憧れていた声優という道を選んだので将来がかかっているという覚悟はありましたし、いずれはスパルタみたいな指導を受ける日も来るのだろうとも思っていました。

だが、こういう安易な気持ちで選んでしまう人が圧倒的に多い以上はもうこれは、高校の進路相談の段階で先生が止める必要あるのでは?とも思っていきましたので、改めてこの声優の専門学校、道を選ぶという事はどういう事かその担任向けに解説しておきましょう(わざわざ学校の先生が検索して読むとは思えませんが😅)

 

義務教育じゃないんだし、本人の進路は本人が決めるべきではと言われそうですが・・・w

繰り返し検索キーワードで「声優 専門学校」と入力すると「現実」とか「闇」という言葉が候補で上がります。普通に考えればあまり良い響きではありませんよね。

そんなワードたちで検索するとトップに出てくる記事を読むと・・・、

卒業生が語る声優専門学校の実態と闇の体験談

もう一つ、別の記事も貼っておきましょう。

読んでみるとわたくしも概ね同意する内容が書かれているのですが、ざっくり言えば法人化された、専門学校という名前の学校に行くにも関わらず、一切就職するのに有利なものは掴めないという点です(資格など)

声優の専門学校に進学する人に限らず、大学でも適当な理由で進学する人はいます。卒業資格がほしいからとか。だが、どんな理由で進学するにせよ後者の大学に進学すれば最終学歴が大卒になりますので選択肢は広がりますし一般的に専門学校に通って卒業すれば、勉強した事に関する職に就けるはずです。

声優専門学校はキャリアベースで話すと、18歳~20歳を過ごすのに最悪な場所でした。

しかし、リンク記事の引用ですが、全てと言ってもいい生徒は声優の専門学校で学んだことを直接生かして収入を得る事はできません。高い学費を払っているのに高校4年生、5年生として過ごすようなものです。

で、学校というのは最終的には生徒たちに「就職」して安定した生活をしてほしいと願っているはずです。

が、声優という選択肢は「就職する」には当たりません。ならどう言えるのかというと「個人事業主」としての道を進むに該当します。

ウィキペディアにも書いてあります。(経済環境の項目より)

声優は所属事務所からの基本給というものは存在せず[注 29]、各人の仕事実績によるギャランティ(報酬金)が収入となる個人事業者である。

わたくしが高校時代の時に読んだ時は厳しい世界、一握りの人しか成功しないとしか書いてなかったのでウィキペディアもしっかり実態に合った記述をするように日々、更新されていますね。

わたくしがそう気がついて、声優志望者、他にも俳優、芸能人を目指す方もそうでしょう、そんな方達に着目してほしい、そして自覚してほしい点はまさにここで、

この道を進むという事は「個人事業者」としての道を進むという事です。

就職、雇用された人、サラリーマンは毎月給料が振り込まれますが、

「個人事業主」はお金が入ってくるか、こないかは今月どれだけ仕事をこなせたかにかかっているので最悪ゼロの月もあり得ます。

「個人事業主」とは自分で売る商品を考えて、自分で売らないといけないので、言われた業務だけをしていれば後は決められた日に給料が振り込まれる立場とは異なるのです。

同じように声優・俳優・芸能人も各々の勝ち取った仕事、その実績に応じて貰えるお金が決まるので、このお金を得る流れは「個人事業」のそれと同じです。

なのにそうとは知らずに事務所に、劇団に所属する事を就職先が決まったと捉えてしまう人がいるのが実情だと思っています。

ここで専門学校、養成所で「あなた達はこの道を選んだということは『個人事業主』の道を選んだのですよ。事務所、劇団に所属したからって後はマネージャーから仕事が来るのを待っていればいいなんて思ったら大間違いですからね」

と、こんな感じで教えてくれてその「個人事業主」としてやっていくための心構え、知識なんかを専門家を招いて教えてくれる授業があるのが一番望ましいのですが、もちろんそんな授業はありませんし、年間通してそんな話題になる事も一切ありませんでした。ここではただ演技が上手くなるための訓練をするだけの施設になっています。

ならその前の学校教育、高校、義務教育の段階でそんな「個人事業主」としてやっていきたいという生徒向けの授業があるか?と言われたらないと思います。

なぜなら上記の通り多くの学校では生徒たちに「就職」することを求めていて「起業」したいと思わせる教育はなされないからです。そんなことを自発的に思うのは親がまさにその「個人事業主」「経営者」など家庭環境による影響が大きかったり、あとはそんなビジネスを成功させる才能、嗅覚を持っている人は就職するより自分の力で稼いだ方が良いと何かをきっかけに思うかもしれません。

或いはこういう表現もできるでしょう。事務所、劇団という名の派遣会社に登録されて、案件が来ればそれに合った登録者に連絡して指定された場所へといく派遣のアルバイト。しかしこの世界は仕事をもらうにはオーディションに受かるという壁もあるので、必ずしも収入を得られるとは限らないのが本当の派遣アルバイトより厳しいところです。

いずれにせよ「個人事業主」になるための教育がなされていない人が「個人事業主」としての道をその自覚がないまま歩もうとしているというこの致命的なミスマッチはなんとかして是正できないかと思っております。進学先の専門学校でもその教育はなされません。

せいぜい良くて派遣のアルバイト、フリーターです。高い学費を払って進学するのに目指すべきところがフリーターとはなんて割に合わないのでしょう・・・。

わたくしは高校時代、担任の先生に初めて進路相談で「声優になりたいので演技が学べる専門学校に行きたいです」と打ち明けたら「へぇ〜声優になりたいんだ〜なんか意外だな。そういう明確な夢がある人って実はそんな多くないから、尊敬しちゃうな」と「夢があるのは素晴らしい。応援する!」みたいなコメントをもらいより頑張ろうと思えてしまったのですが、

この道を選ぶという事の本質は「個人事業主」または「派遣アルバイト」なのでそのことをしっかりと理解している?と先ずは問うてみてください😓

リンク記事に書いてある内容のようにこの手の専門学校に行きたいと思う人の中にはよく調べもせず決めてしまう人も大変多いので・・・。

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