スタニスラフスキー9つの質問

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この「超目的と小目的」の記事で書かれていた事や「確定情報を整理」の記事で書かれている事は演劇界では「9つの質問」と言われているそうです(役の超目的、小目的は?などを決める際)

そのようなキーワードで検索してみたところこれだというものを見つけたのでリンクとして貼っておきます。

スタニスラフスキーの9つの質問

スタニスラフスキー、ここでもこの名前が付くんですね。

コンスタンチン・スタニスラフスキー

このブログでも一度名前が出た演劇史を語る上で欠かせない人物です。(Wikipediaの記事に飛びます)

1)    Who am I?

–  その人物について、台本から事実を書き出す。性別、年齢、職業、家族構成、etc。

–   他の人物たちは自分について何と言っているか?

–   自分は自分について何を言っているか?

–   「他の人物が自分について言うこと」と「自分が自分について言うこと」はマッチしているか? マッチしていない場合、なぜ?

2)    Where am I?

–  そこはどこの国?街?場所?

–  その人物にとって親しみのある場所?慣れない場所?

–   屋外?屋内?

 

3)    When is it?

– 今は朝?昼?夜?

– 何時?

– 季節は?

– 時代は?

 

4)    What do I want? = その人物の目的

–  人間は常に何かを欲しがっているものである。

–   その場面に何をするために出てきたのか? 相手に何を求めているのか

 

5)Why do I want this?  = その人物の「超目的」(人生をかけて欲しいもの)

– どの場面も、人物の目的はその人の超目的を達成する事につながっている

 

6) How do I get it?  = その人物の戦略

– この部分は予めプランしてはいけない。稽古をしながら見つけていく。稽古をするうちにだんだんパターンが見つかる。

 

7) What is in my way? = 目的を達成することを阻んでいる障害

- 障害は、他の人物の目的であったり、物理的な障害であったり、本人の内面であったりする

–  大事なのは、障害に向かっていくこと。障害が何かを説明してはいけない

 

8) Why do I want it now?

– なぜ、その目的を「今」達成することが大事なのか (緊迫感が生まれる)

 

9) What will happen if I don’t achieve the objective?

–  その目的を達成できなかったらどうなってしまうのか = 西洋の演出家は、演技に緊迫感がない場合 “raise the stakes”という言い方をする。目的が達成できるかどうかが人生の一大事になるようにしなければならない。

 

家田淳さんという方のサイトからなのですが、この方も演技指導や演劇に関する活動をしているそうです。やはりこのような専門用語は普通、一般の方は知りませんよね。

しかもプロフィールを見ると王立演劇学校の講師の方から学んだそうじゃないですか。これはこのブログで書いてある事と同じような内容を教えている可能性が高いですね。

と、このようにこのブログで書かれている演技上達法は他の指導者も同じような事を言っているという一例でした。

 

コメント

  1. […] この記事では役作りのやり方として「スタニスラフスキー9つの質問」を取り上げましたが、そこに追加の質問としてこれを加えても良いくらいです。 […]

  2. […] 「スタニスラフスキー9つの質問」にはこんな質問があります(全ての質問が知りたい方はリンク記事へ) […]

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